ライフプランナーインタビュー
モチベーションよりプロ意識。
やるべきことを、真面目に誠実に
前職
事務システムメーカー 営業

三浦 一孝

2002年入社
  • 名古屋第二支社 エグゼクティブ・ライフプランナー
  • 関西大学 文学部卒
好きな言葉
悠々自適

「趣味」を追求できる人生を設計するため、
ライフプランナーに

大阪の下町育ち。小さなころから自然の中で過ごすのが大好きで、大学時代は自転車部に所属して、日本全国をキャンプツーリングしました。社会人になってからは、マウンテンバイクで凸凹の山道を駆け巡る「トレイルライド」に熱中していました。今でも月に数回出かけますが、まるでジェットコースターを自分で操縦するような面白さで、走り始めた途端、すべてを忘れて没頭しますね。また家族でキャンプにもよく出かけます。

ですので、前職でも、ライフプランナーになってからも、自然の中に出かける時間を生活において優先して考えてきました。15年前、ライフプランナーへの転職を決めたのも、この仕事なら趣味を追求する時間を創りながら仕事を組み立てられると思ったからです。

手探りで始めたアフターフォローが、
いつしか評判を呼ぶように

フルコミッションの営業職であるライフプランナーは、自分なりにお客さまのネットワークや仕事スタイルを確立する必要があります。僕も、転職して数年経って、生命保険のご契約時に2年後の訪問をお約束したり、バースデーカードや季節の便りをお送りしたりなど、お客さまへのアフターフォローをきちんと行う、自分なりのスタイルを作ってきました。

生命保険は定期的なメンテナンスが必要で、ご加入時は保障内容がお客さまの現状に合っていたとしても、時間の経過とともにお客さまを取り巻く環境は変化しますから、どうしてもズレが生じてしまうため、それを放置すると、お客さまの役に立てない保険になってしまうのです。アフターフォローを通して、保障内容と現状とにギャップがあるなら、それは丹念に埋めていきたいと考えています。気合いや勢いで仕事をするのではなく、きちんとするべきことをするべきタイミングに決めて行うのが、元々真面目でさぼらない性格の自分に向いていると思っています。

こういうスタイルに行きついたのは、ずっと「モチベーションで仕事をしたくない」と思ってきたこともあります。プロフェッショナルならば、気分に左右されることなく、いつでも高いクオリティのサービスを提供できるべき。だから僕は、モチベーションよりも「プロ意識」ということで、自分がするべきことをきちんとスケジューリングして、安定的に仕事を行う仕組みにしています。

仕事でもあり、生き方でもある。
その独特な立ち位置で誠心誠意ベストを尽くす

お寺のご住職をされているあるお客様が「僧侶という仕事は、公私をはっきり分けられる仕事ではない。時に夜も昼もなく、人の生き死にもかかわる。そもそも僧侶とは仕事なのかどうか。人生における役割なのか、生き方そのものなのか」と話しておられたのですが、ライフプランナーにもどこかそれと共通するものを感じます。

この仕事を始めるとき、ある友人から「三浦はお節介な性格じゃないから、保険の営業には向いてないよ」と言われたことがあります。確かに、自分の世界を大切にし、人とは適度な距離感をもって付き合うのが心地良い性格ではあります。公私は分けたいタイプですね。

ただし、そういう性格だからライフプランナーという仕事に向かないということはないと思っています。むしろ逆で、保険が必要とされる様々な局面、たとえば、ご契約者さまが亡くなられ、ご遺族に保険金をお届けするようなデリケートな場面に直面したときに、感情に押し流されるのではなく、ご遺族にしっかりと寄り添い、誠心誠意信頼に足る仕事を果たす。職業的使命感、職業的倫理観こそが後押しとなる仕事であり、真面目で誠実できちんと仕事を果たすという自分ならではお役に立てるという自負はあります。

三浦さんと坂野支社長は、前職で先輩・後輩の20年来の仲。坂野支社長がライフプランナーになったとき最初にお客さまになったのも、ライフプランナーの採用を担う営業所長に転身したとき一番に声をかけたのも、三浦さんでした。顧客満足度が群を抜いて高い三浦さんの実力の秘密を、坂野支社長はどのようにとらえているのでしょうか。

支社長 プロフィール
坂野 隆広
  • 1999年入社 前職:事務システムメーカー 営業
  • 名古屋第二支社 支社長
  • 南山大学 法学部卒
好きな言葉
持つべきプライド 捨てるべきプライド

何年もかけて、ライフプランナーになっていった

坂野
いきなりですが、ライフプランナーになってわずか2週間後に、三浦さんが「辞めます」と言い出したときは驚きましたね。
三浦
そもそも転職したのは、「この仕事なら、趣味にたっぷり時間を割ける」と思ったから。ところがいざ入社してみると、そんな簡単な話ではないことが分かりました。「きちんと話を聞いていなかった。これは大変なところに来てしまった」と後悔したんです(笑)。
坂野
「今はまだ研修中だし、現場に出てから判断しても遅くないんじゃない?」と言ったんですよね。
三浦
ライフプランナーという仕事はフルコミッションですから、普通は覚悟を決めてから入社すると思うのですが、僕の場合は全く違いました。前職の親しい先輩に声をかけられたので、非常に気軽なスタートだったんです。その後、お客さまが増えて責任を感じ、感謝の言葉をかけていただき、また給付金や保険金をお届けしてというように、さまざまな経験を重ねるにつれ、何年もかけてじわじわとライフプランナーになっていった気がします。
坂野
三浦さんのすごいところは、とにかく「サボらない」ことですよね。誰に言われずとも自分で自分を高めていけるし、やるべきことを「仕事だから当たり前」と粛々と真面目にやれる。徹底したお客さまへのアフターフォローはその賜物だと思います。また私自身「感情や気分に左右されているようでは、それは仕事ではない」と考えていますので、そこが三浦さんと共通しているところでもありますよね。

前職での働きぶりから、「必ずできる」と分かっていた

坂野
初めて出会ったのは、岐阜の小さな営業所で働いていた前職時代で、三浦さんが異動してきたとき。前年の社長賞を獲得した社員だという触れ込みに、「すごいヤツが来るぞ」と話題になったのを覚えています。
三浦
それ以降、週2回は仕事帰りに飲む仲になりましたよね。当時から坂野さんは女子サッカーチームの監督、僕はマウンテンバイクと互いに打ち込むものがありました。仕事以上に女子サッカーの監督業に打ち込んでいた(笑)坂野さんが転職したので、どうしたんだろうと思っていました。
坂野
そして数年後、自分がライフプランナーから、ライフプランナーの採用と育成を職務とする営業所長になって、真っ先に三浦さんをスカウトしたんですよね。でも、最初は「興味ないっすよ」とあっさり断られた。
三浦
初めは生命保険の営業と聞いても、全然ピンと来ませんでした。けれど、あるライフプランナーに引き合わせてもらったのを機に、気持ちが傾いていったんです。仕事に対する誇りや自信がにじみ出ている彼の姿を見て、「こんな魅力的な人になれるのなら…」と思うようになったんです。ライフプランナーという仕事なら、お客さまとのご縁が切れることもないし、自分で自分の仕事スタイルを決められる。仕事とプライベートのバランスが取れていいなと思ったんです。
坂野
前職での働きぶりを見て、「彼なら必ずできる」と分かっていましたからね。それにライフプランナーという仕事は、絶対向いているとも確信していました。

40歳で感じた危機感。決意も新たに再スタート

坂野
40歳を迎えたころ、心境の変化があったと話していたけれども・・・。
三浦
転職して10年が経つころ、ふと我が身を振り返ることがあったんです。30代のころは、20代からの勢いや人的貯金に乗って、それなりにマイペースでやってこられましたが、この先10年、20年、果たして同じやり方で続けていけるのかと危機感を抱いたんです。先輩からも「もっと自分に負荷を課してもいい」と言われて「より高いハードルを課して、もう一段上を目指してみる時期だ」と感じました。またプロとしてよりレベルの高い仕事をしたいとも思い、もっといろんなことにチャレンジし、さらに自己研鑽を追求しようと思いました。
坂野
三浦さんは真面目だしさぼらないし、お客さま思い。以前から後輩ライフプランナーの良きお手本だったけれど、ここ数年はエグゼクティブ・ライフプランナーとなったこともあり、「彼らに背中を見られている」という意識をより強く持ってくれているだけでなく、それが後輩たちの良い刺激になり、支社全体のレベルアップにもつながっている。支社長として、心からありがたいと思っています。

名古屋市に本部を置き、関東・東海地方に8カ所の事務所を構える弁護士法人「心」。2008年の創業以来、経営者として同法人を牽引し、事業を拡大してきたのが代表弁護士の西尾有司さんです。三浦さんとのお付き合いはかれこれ10年以上。二人はどのように出会い、信頼関係を築いてきたのでしょうか。

お客さま プロフィール
西尾 有司さま
  • 弁護士法人 心(こころ)代表弁護士

「仕事に対して熱い人」。それが、三浦さんの第一印象

三浦
「所属事務所を盛り上げていくために、採用活動に注力していきたい」。経営者が集まる勉強会で初めて西尾さんにお会いしたとき、熱く語っておられたのが印象的でした。もう10年以上も前のこと。西尾さんは当時、弁護士になったばかりでしたよね。
西尾
そうそう。私が感じた三浦さんの第一印象は、「仕事に対して熱い人」。自分の仕事に誇りを持っている人は、決していい加減な仕事をしないものです。短期的に利益を上げようとする保険のセールスマンは大勢いますが、三浦さんには全く違う印象で、契約後も、お客さまのことをきちんと考えてくれる人であることが伝わってきました。だからお会いして2カ月後に、まずは妹を紹介したんです。
三浦
西尾さんはその翌年に独立し、ご自身の事務所を開設されましたね。わずか8年半程で次々と事務所を展開し、今では40名以上の弁護士さんを含む、140名程の大所帯になっています。西尾さんは、個々の弁護士さんの専門性を高めることを強く意識されていますよね?
西尾
そのとおりです。「心」が特に強みとしているのは、交通事故や相続、債務整理の案件。ゆくゆくはあらゆる分野をカバーする総合事務所を目指していますが、まず第一に、各分野で専門性を磨いた専門家が高い水準で活躍するエキスパート集団でありたいと思っています。

弁護士も保険の営業も、求められることは同じ

三浦
経営者というお立場から、西尾さんは若手弁護士の育成に特に力を入れてらっしゃいますよね。
西尾
司法試験に合格することはゴールではなく、スタートに過ぎません。私たちにとって本当のゴールは、お客さまの問題を解決し、きちんとご満足いただいた状態で案件を着地させること。そのためには法律の専門知識はもとより、高いコミュニケーション能力が欠かせません。相手の話を傾聴して信頼を築いた上でニーズを把握し、ニーズを満たす提案を行って実行に移す——。その対価として得られるのが、報酬とお客さまからの感謝だと思っています。
三浦
ライフプランナーも全く同じです。専門性と人の心を動かす力、高いレベルで両者のバランスが取れていなくてはいけませんから。
西尾
そう、弁護士もサービス業といえますね。社員に向けて、対人スキルの講義など多種多様な研修を行っているのはそういうわけなんです。

弁護士事務所が拡大した今、所属弁護士の6割がお客さまに

三浦
事務所を設立されて以来、新しい弁護士さんが入るたびに「保険の専門家」としてお招きいただき、保険の知識をお伝えしてきました。西尾さんがそうした方針を取っているのには、理由があるんですよね。
西尾
弁護士は自身の腕を武器とする職業であるため、一人ひとりが自立し、常日ごろよりリスクに対する心構えを育てておく必要があります。そのためのきっかけづくりとして、三浦さんに保険のレクチャーをお願いしているんです。
三浦
おかげさまで、今では所属する弁護士のうち、およそ6割の方が私のお客さまになってくださっています。
西尾
三浦さんからは、「営業」としてのコミュニケーション・スキルを学ぶことが多いですよね。社員にも三浦さんからお客さまへの心配りや次のアポの入れ方など、接客のヒントを学んでほしいと思っています。向上心、成長する意欲、プロ意識はお互いに共通するところですよね。
三浦
創業当時は入所された社員の方に一対一でレクチャーしていましたが、採用人数が増えた今は、社内研修の一コマとして組み込んでいただくようになりました。今後、「心」さまが法律の総合事務所として成長していかれることを、私も楽しみにしています。西尾さんはじめ、皆さまのますますのご活躍をお祈りします。
  • 弁護士法人「心」様の事務所数、従業員数は2017年9月現在の情報です。

他のインタビューもご覧ください

ライフプランナーになるには

  1. STEP 1
    キャリア・インフォメーション・
    プログラム
  2. STEP 2
    一次面接
  3. STEP 3
    二次面接(役員面接)
  4. STEP 4
    内定
キャリア・インフォメーション・プログラムとは

ライフプランナーへの第一歩。それがキャリア・インフォメーション・プログラムです。このプログラムは単なる会社紹介ではなく、ユニークな制度・独創的なニードセールス等を実際的なシミュレーションを通して理解して頂くものです。

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