心の奥底にあった思いが、
この仕事に導いた
- 前職
- 総合人材サービス会社 営業
曲木 崇裕
- 船橋中央支社 エグゼクティブ・ライフプランナー
- 獨協大学 経済学部卒
- 好きな言葉
- 与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る。
シビアな勝負の世界で過ごした少年時代
子どものころ、プロのサッカー選手を本気で目指していました。筋金入りのサッカーファンだった父の勧めで3歳からサッカー漬けの毎日を送り、小学生になるとJリーグクラブのユースチームに入りました。そこは子どもながらも限られたメンバー枠を奪い合う環境でした。チームの結果は当たり前で、一試合の中で自分がいかに活躍するかが問われました。毎年、激しい競争に勝ち抜きながら、目指す先にあるプロサッカー選手の世界の厳しさを知らされました。
しかし中学に入って一気に身長が伸び、ひどい成長痛で練習できない時期が訪れました。めきめきと上達するメンバーを横目に見ながら、次第に自信をなくしていきました。「プロは諦めよう」。中学3年生でそう決断しました。当時は平気を装っていましたが、今振り返ると、心の底ではとてつもない挫折感を味わっていたと思います。
その後は新たな夢を追うわけでもなく、そつなく平穏でそこそこの学生生活を送りました。けれど、ユース時代の仲間がプロの舞台でキャプテンとなって第一線で活躍したり、歌と踊りが大好きだった姉が、日本有数の劇団に入団して舞台に立つ姿を見るにつけ、「自分はこのままでいいのだろうか?」と心の中にもやもやとしたものを抱えていました。
営業先での運命の出会い。
「プロ」という言葉にハッとした
大学卒業後は、人材派遣などを専門とする企業に営業職として就職。新規開拓の一環として、あるときプルデンシャル生命の千葉支社を訪れました。1日に何十件も飛び込み営業をしていると、門前払いなんて日常茶飯事です。ところが迎えてくれた営業所長は驚くほど誠実な態度で、僕を対等な人間として扱ってくれました。何度かお会いするうちに人柄にどんどん惹かれ、気がつけば彼のファンになっていました。
そんなある日、営業所長が「私たちは営業のプロ集団だから」と話すのを聞き、自分の中で何かがググッと動き出すのを感じました。それは、サッカーを諦めてからずっと胸の奥にしまって見て見ぬ振りをしてきた、「プロ」の世界を渇望する気持ちだったのだと思います。「もう一度、プロを目指したい」。その一心で、転職を決意しました。
入社して一番うれしかったのは、周りの先輩たちが「どうしたら売れるか」ではなく、「どうしたら役に立てるか」と、徹底的にお客さまの視点に立って働いている姿を間近で見たときです。プロの名に恥じない仕事をするという営業所長の言葉は本当でした。そして、「自分もここでプロになるぞ」と決意を新たにしました。
自分の成長が、直接お客さまのプラスにつながる仕事
「与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る」。ライフプランナーとして働く上で、ウォルト・ディズニーのこの言葉を心の支えにしています。
私が人生で初めて「他人に喜びを運ぶ」素晴らしさを体感したのは、プロサッカー選手を断念した直後のことです。それまで第一線でプレーしていたため地元のサッカーチームでは中心選手になれました。市内の大会で一人何役もこなしながら無我夢中でプレーした結果、弱小と呼ばれていたチームが奇跡的に優勝できました。あのときメンバーのみんなが大喜びする姿を見て、「人と喜びを分かち合うってすごい!」と心が震えるほど感動しました。
今はライフプランナーとして、お客さまに惜しみなく自分の提供できる価値をお届けすることが「与える」ことだと考えています。この仕事は、自分の人間的成長とお客さまから寄せられる信頼が比例する仕事です。そして、お客さまからの信頼があつくなるにつれ、生命保険のこと、お金全般のこと、生活のこと、人生のことという順番に、受ける相談のステージが変わってきます。全力で与え、喜びを運び続けること。成長を止めることなく、人間力を磨き続けること。お客さまからの絶対の信頼は、この2つの実践なしでは得られません。そしてそれこそが、プロの条件だと僕は思っています。
プルデンシャル生命には、先輩ライフプランナーが、同じ支社に所属する後輩の成長をサポートする「マイスター制度」があります。曲木さんは自ら志願して、在職20年以上の大先輩である茂木哲也さんのチームに参加。それをきっかけに、曲木さんはより多くのお客さまに支持されるようになりました。茂木さんは、曲木さんに対してどんなアドバイスをしたのでしょうか。
先輩の暗黙知を間近で学べる「マイスター制度」
- 茂木
- 「人との距離を縮めるのが、ずば抜けてうまいヤツ」。それが、曲木の第一印象でした。元気でうるさい若手が入ってきたなあと(笑)。誰とでもすぐに仲良くなれるその能力は、私も欲しいぐらいですね。
- 曲木
- 私は茂木さんのことを、入社前から聞いていました。「営業成績はもちろんのこと、人柄や日ごろの振る舞いも素晴らしいから、多くのことを学べるはずだよ」と。実際に近くで接するようになり、そのすごさを日々実感しています。例えば、私はうっかりひと言余計なことを言ってしまうようなことがあるのですが、茂木さんは「おまえ、それは言うべきじゃなかったぞ」と諭すように伝えてくれるんです。茂木さんは上司ではないので、私に無関心でも自分の仕事に影響はないのに「悪いことは悪い」と真正面から言ってくれる。茂木さんは、人としての「あるべき姿」を示してくださいます。
- 茂木
- 曲木を含め、この会社に共感して入社してくるのは、「Whole Person」————つまり“バランスの取れた人格を志向する人”を目指している人間がほとんどです。私自身、まだまだ完璧にはほど遠い人間です。だからこそ小手先のテクニックではなく、人格形成に役立つことを互いに伝えていきたいですね。
- 曲木
- まさに私は、自分の人間性を磨くためのお手本を求めて、茂木さんに弟子入りしました。若手にとってマイスター制度は、間近で先輩の仕事ぶりを学べる最高の機会なんです。
- 茂木
- フルコミッションの営業職は互いの関わりが少ない一匹狼の集団というイメージがあるかもしれませんが、うちの会社は全く違いますよね。個としてしっかり立ちながらも助け合っていく文化が、脈々と受け継がれているんです。
覚悟を持てば、不可能が可能になる
- 茂木
- 曲木の突出したところを一つ挙げると、自分で細かく目標を設定した後、ペースを崩すことなく着実にクリアしていけるところですね。それに、お客さまのニーズを把握する力も卓越しているので、商談をテンポ良く進めることができます。ただそうした強みがある一方で、ひとたび目標を達成してしまうと、勢いがストンと落ちてしまうんです。曲木ならもっと上を目指せる、もっと成長できると常々思っていました。
- 曲木
- 私の性格上、完璧主義で心配性なところがあるので、確実に狙える低めの目標しか立てない傾向があるんです。それを茂木さんは全部お見通しで、ことあるごとに「おまえならもっとできる」と背中を押してもらいました。その結果、以前にはなかった自信がついて、「じゃあ、もっと大きな山を目指してみよう」と新たな目標に対する覚悟が生まれました。
- 茂木
- 大事なのは明確な目標と覚悟を持つことで、営業テクニックや達成方法は二の次なんです。強い覚悟が生まれれば、不可能だと思っていたことも可能になる。さらに、力を出し惜しみすることなく全力で「やり切る」姿勢を貫くと、その人の中からものすごいパワーが生まれるんです。私は入社当初営業成績で低迷したので、それを痛感しました。
- 曲木
- そうしてひとたび「大きな山」の頂上に立つことができると、今度はそれが自分の新しい基準になるんですよね。
「おまえならもっとできる」。その言葉が励みになる
- 茂木
- 最近の曲木を見ていると、自分自身の分析からお客さまへの気配りに至るまで、すべてにおいてきめ細かさが増しているように感じますね。さらに、仕事のスピードも一段とアップしています。だからこそ、そろそろ次のチャレンジの目標を立てるタイミングなのかもしれないね。
- 曲木
- そうですね。茂木さんにそう言われると、やる気が腹の底から湧き上がってくる気がするから不思議です。茂木さんに、いつも褒められたいのかもしれないです(笑)。
- 茂木
- 確かにしょっちゅう電話してくるので、これからは褒めないようにします(笑)。
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