野呂 太一 NoroTaichi

2011年入社
保全モデル開発チーム マネージャー
東北大学 法学部 法学科
※在籍年次やポジション名などは2025年取材時点のものになります。

「お客さま第一」を本気で貫く会社との出会い

就職活動を始めた当初、私は金融業界を志望し、複数の説明会に参加していました。多くの企業が「お客さま第一主義」や「顧客第一」と掲げていましたが、どこかきれいごととして聞いていたのが正直な気持ちです。しかし、プルデンシャル生命の説明会や個別面談でのやりとりを通じて、「この会社はきれいごとで言っているのではない、本気なんだ」と思うようになりました。社員の皆さんが語る「お客さまのことを本気で考え、ライフプランナーを支える姿勢」には、一貫した軸と誠実さを感じました。人事担当者や先輩社員の言葉にも、矛盾や違和感は一切ありませんでした。また私自身、「より便利なもの」よりも「なければ困るもの」を提供する仕事に魅力を感じていたため、死亡保障を軸にした当社の事業内容には強く共感しました。お客さまにとって本当に不可欠なサービスを届けることに、大きな意義を感じたのです。

あらゆる経験と人との縁が、今の自分をつくっている

現在私は、保全モデル開発チームに所属し、ライフプランナーによる「保全活動」の仕組みづくりや研修企画、運営を担っています。保全活動とは、ご契約をお預かりした後、お客さまのライフステージの変化など取り巻く状況の変化に応じて、ニーズに合うよう保障内容や契約形態の見直しを行う取り組みです。たとえば、保全活動を通してお客さまからの信頼が厚いライフプランナーを講師として、そのノウハウを他のライフプランナーに伝えてもらう研修の運営や、若手のライフプランナーに保全活動の習慣を根づかせる仕組みづくりなどを担当しています。

この仕事の土台となっているのが、これまでの様々な部署での経験です。たとえば、入社直後に配属された契約内容変更第一チームでは、名義変更などの保全手続きを担当していました。これは現在の保全活動の最終段階にあたる業務で、今はその前段階を支える役割を担っています。当時の業務で身につけた保険事務の基礎があるからこそ、現在はプロセス全体を俯瞰しながらサポートできています。困ったときに相談できる関係性があるのも、過去の出会いと経験のおかげです。

13年間の勤務で特に印象に残っているのは、研修講師も担当いただいた福岡支社のベテランのライフプランナーから感謝の言葉をいただいたことです。年に一度全社の中から当社の行動指針であるコアバリューに沿っている人に感謝を伝える社内の取り組みの中で、私のチームを推薦してくださったのですが、「お客さまのために一生懸命考えてくれている本社の人」として名前を挙げてくださったことがとても嬉しく、今でも心に残っています。現場と本社が、お客さまを想う気持ちでつながっている。そんな一体感を感じられた経験でした。

成長を支える側へ
マネージャーとしての使命

マネージャーとして最もやりがいを感じているのは、メンバーの成長をサポートできることです。私のチームには10人のメンバーがおり、ユニットリーダーを務めてくれているメンバーと連携しながら、一人ひとりの成長のために何ができるかを考え、支援しています。

私自身、メンバーだった頃に当時のマネージャーから大きな影響を受けました。日々の業務で、何度も「これは、何のためにやってるの?」と問われました。単に目の前の業務を完了させることは目標ではなく、その業務がもっと大きな目標や目的のためにどう繋がっているのか、お客さまやライフプランナーにどんな良い効果をもたらせるのか、本質的な意味を考えるように促されたのです。

この経験から、私がマネージャーとして大切にしているのは「視座を上げること」です。業務の枠にとらわれず、もっと大きな目標や意味に目を向ける力を持ってほしい。私自身がしてもらったように、今度は私がメンバーに還元したいと思っています。

今の目標は、チームから新たなマネージャーを輩出すること。そのために、言葉だけのマネージャーではなく、行動で背中を見せられる存在でありたいと思っています。

新卒でプルデンシャル生命に入社して以来、さまざまな経験を重ねてきましたが、常に私の原動力になってきたのは「人のために」という想いです。お客さま、ライフプランナー、メンバー、そして家族。私のまわりにいるすべての人のために、自分に何ができるかを考えながら、これからも進み続けたいと思います。

野呂さんのある日のスケジュール

7:30 子供の保育園送り 8:30 始業(出社)、メール対応、ミーティング準備 9:30 チームメンバーとの1on1 11:00 タスクミーティング 12:00 ランチタイム 13:00 チームミーティング 15:00 イレギュラー対応の相談を受ける 17:15 会社を出る(離席) 18:00 子どもの保育園お迎え、 20:00 再開(メンバーからのレビュー依頼の確認) 21:00 就業 ※勤務時間内の私用は時間休を取得

プライベートでは、7歳と3歳の男の子の父親です。共働きの妻と協力し、リモートワークと出社を組み合わせながら家庭と仕事の両立を図っています。朝は保育園の送り、夜は食事やお風呂など、家事・育児も協力し合いながら取り組んでいます。