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宮腰 彩乃 MiyakoshiAyano
2022年入社
営業システム開発チーム
慶應義塾大学 文学部 人文社会学科
※在籍年次やポジション名などは2025年取材時点のものになります。

営業志望からIT職へ
自分らしい働き方を求めて

就職活動では金融業界を中心に見ており、他社から総合職の内定もいただいていました。しかし、「全国転勤がある働き方で本当にいいのだろうか」という迷いが生じ、自分自身と向き合う時間を取りました。当初は営業職が向いていると思っていましたが、「人のために仕組みでサポートすること」に関心があると気づき、次第に“手に職をつけられるIT職”に惹かれていきました。
そんな中で出会ったのが、プルデンシャル生命のIT職募集でした。両親が当社の契約者で、子どもの頃からライフプランナーの方が定期的に自宅を訪れていたため、自然と会社に親しみを抱いていました。大学では統計学を学んでおり、ITに対する抵抗はなく、社内ユーザーと近い距離で働ける社内SEという職種に魅力を感じるようになりました。選考を通じて、仕事内容と働き方の両方が自分に合っていると確信し、入社を決めました。
実際に入社してみると、働きやすさに驚きました。システムツールのリリース前など忙しい時期もありますが、その後はしっかり休むなど、メリハリのある働き方ができます。また、業務の調整がつけばフレックスタイム制度を活用して、たとえば15時に退勤するなど、自分でスケジュールを柔軟に管理できるのも、当社の社内SEならではの魅力だと感じています。
社内ユーザーが本当に必要としているものは何か
課題を共に解決するシステム開発の魅力

入社後は約9ヶ月間にわたるIT職向けの専門研修を受けました。プログラミングは未経験でしたが、この研修で保険・金融システムの開発に特化した知識を座学で学び、実際に開発を通じて実践力を身につけることができました。
現在は営業システム開発チームで、社内のコールセンター向けシステムの保守・開発を担当しています。各種手続きや問い合わせなど、複数のチームが利用する、業務に欠かせない重要なシステムです。
この仕事の面白さは、業務に最も近い立場である社内ユーザーと一緒に悩み、解決策を導き出していくプロセスにあります。単に要望通り開発するのではなく、「本当に必要とされているものは何か」を一緒に形にしていけるのが魅力です。無事にリリースされ、一緒に作った社内ユーザーから感謝の言葉をもらえることや、開発した機能が業務で活用されているのを見る瞬間は、「私がこれを作ったんだ!」と、大きなやりがいを感じます。

特に印象に残っているのは、カスタマーサービスセンターの顧客に関する手続き業務を改善したプロジェクトです。1日最大300件にも及ぶ顧客情報を手入力していた現場から、「情報を自動で取り込めないか」と相談を受けました。すでに使用できる予算が確定した後のタイミングだったため、限られた条件の中で要件の優先順位を慎重に見極める必要がありました。さらに、社内ユーザーの業務を見学した際に、マニュアルと実際の業務フローが大きく異なるという予期せぬ事態に直面しました。 それまで検討していた内容では現場で活用できないことが明らかになり、要件を一から見直して開発を進めることになりました。大変なこともありましたが、無事にリリースを終え、後日システムを活用している現場を訪れた際、「本当に助かっています!」という言葉を直接いただいたときは、心から嬉しく思いました。現場の仲間に貢献できたことを実感した瞬間でした。
「人間力」を武器に、社内ユーザーとシステム開発会社の架け橋へ

社内SEとして培ったプロジェクト管理スキルは、どの業界・職種でも活かせると感じています。スケジュール管理や関係者との調整といった業務は、どんなプロジェクトにも共通する重要な要素です。またこの仕事で重要になるのは、ITの知識だけではありません。社内ユーザー部門とシステム開発会社の間に立ち、それぞれの立場や言葉を理解し、橋渡しをする「コミュニケーション力」が必要なのです。だからこそ、文系出身で人との関係構築や対話が得意な方にも、社内SEというキャリアはぜひ知ってほしいと思います。

私自身、文系出身で入社時はIT未経験でしたが、「まずはやってみる」という姿勢を大切にしながら苦手意識を乗り越えてきました。相手の立場に立ってコミュニケーションを取る力は、自分の強みとして日々の業務にも活かされていると感じています。わからないことがあっても、すぐに誰かに聞くのではなく、一度自分で調べ、考えたうえで質問するようにしています。そうすることで、知識としてもしっかり定着します。
今後は、より高度なプロジェクトのリードにも挑戦していきたいと考えています。現場の業務知識とIT知識を兼ね備えた“社内ユーザーとシステム開発会社の架け橋”として、表面的なニーズにとどまらず、潜在的な課題を解決できるよう成長していきたいです。そして、「宮腰さんならきっと相談に乗ってくれる」「宮腰さんがいれば安心」と思ってもらえる、頼られる存在を目指しています。
宮腰さんのある日のスケジュール
