伊澤 敬子 IzawaKeiko

2017年入社
コンプライアンスチーム
マネージャー
大阪大学工学部
東京大学大学院工学系研究科
※在籍年次やポジション名などは2023年取材時点のものになります。

活かす側から作る側へ
経営に近い立場で会社の制度を作りたい

前職はマーケティングや広告のプランニングをしていました。企業が抱えるそれぞれの課題に対して、お客さまと対話をしながら広告で何をどのように伝えるべきかを精査し、企業のブランド構築を支援する仕事です。さまざまな企業と案件を進めていく中で、会社の仕組みや制度が業績や従業員の働きやすさに大きな影響を与えているということに気づき、次は会社の制度を作る側になりたいと感じ、キャリアチェンジを決意しました。

就職情報サイトでコーポレート系の職種をみていた際に、プルデンシャル生命のコンプライアンスチームの募集を見つけました。コンプライアンスがより厳しい金融業界の中で会社の制度を組み立てていくのはやりがいがありそうだなと思い、応募しました。

プルデンシャル生命の面接は、他社とは一味違いました。他社の面接では基本的に前職の経験や実績についてメインで聞かれることが多かったのですが、プルデンシャル生命の面接は個人の内面を深掘りすることがメインで、1時間以上かけて、面接官とマンツーマンで対話をしました。私がこれまでしてきた決断や考え方について興味を持って聞いていただき、自身の内面をさらけ出すことができました。面接を終えた後は映画を1本観終えた感覚といいますか、「いい汗かいたな」というような不思議な感覚でした。これだけ人の中身を見てその上で内定をいただけるのであれば、間違いないのかなと思いました。

並行して別の会社も受けていて、最終的には前職経験を活かしたポジションとプルデンシャル生命の二択で選択を迫られました。どちらにするか考えた時、経験がない仕事に対するワクワク感が強かったプルデンシャル生命を選びました。やはりキャリアチェンジを決意した時に考えていた、会社の経営により近い仕事をしたいということもありましたし、なにより新しいことに挑戦してみたいという気持ちが強くあったんです。

未経験から挑んだコンプライアンス業務

異業種からの転職で、未経験の職種ということもあり、入社したばかりの頃はわからない言葉ばかりで、保険証と保険証券の違いさえ曖昧でした。わからないことは素直に周りの方々に質問しましたが、中途採用が多いチームだったこともあり、嫌な顔一つせず親切に教えてくれました。その上で、業界に関する本を読んだり、会社の資料を読み込んだり、業界のニュースにアンテナを張ったり、独学で少しずつ知識を貯めていきました。

コンプライアンスチームの業務としては、マネーロンダリング、反社会的勢力対応、個人情報管理、ハラスメントの防止といったさまざまなテーマがあり、それぞれについてルール整備や社内向け研修などを行い、その他社内のコンプライアンスに関する相談窓口も担っています。

コンプライアンスは、法令遵守と訳されることが多いですが、ルールで縛られるものと捉える方も多いと思います。しかしながら、コンプライアンスを意識することがライフプランナーとその先にいらっしゃるお客さまを守ることにもつながり、結果としてお客さまとの信頼関係を維持し続けることにもつながります。それぞれの立場と、全体を俯瞰してみた時に、何が最善で持続性があるのかということを判断軸としています。

プルデンシャル生命の魅力の一つとして、代名詞とも言える「ライフプランナー制度」を高めていこう、という目標に向かって全社員が一体感を持って進んでいることが挙げられます。そこにコンプライアンスの立場から少しでも貢献できるように、チーム内でも互いの想いや志を共有しながら日々の業務に取り組んでいます。

仕事とプライベートを両立しながらマネージャーに昇格

現在7歳と3歳の子どもがおり、仕事とプライベートを両立させるためにオンオフの切り替えを大事にしています。勤務時間中は目の前のことに集中して密度の濃い時間を過ごし、時間内で成果を出すことを意識しています。

子どもの送り迎えについては、朝は夫が担当し、夕方のお迎えは私の担当です。忙しい時はフレックスタイム制を利用して早朝から勤務することもありますが、子どもたちと過ごす時間は絶対に譲れないので徹底しています。子どもたちと過ごす18時以降は残業しないと決めています。在宅勤務が可能なこともありますし、全社的にも残業時間を削減できるように制度を整えてくれています。仕事とプライベートの両立という面では、どんどん働きやすくなっているといえるのではないでしょうか。

今年からマネージャーに昇格し、より責任ある立場になりました。しかしマネジメントするというよりはメンバーと一緒に仕事を進めていくという対等な感覚でやっています。お互いの意見をぶつけ合いながら納得感を持って進めていく。一緒に考えるからこそ、メンバーも主体的にどんどん進めてくれているように感じます。上司というよりはパートナーとして付き合っていけるような関係性をチームメンバーと築いていきたいと思っています。