
憧れの人々を支える仕事
- 前職
- 銀行の融資営業
伊勢 慎一郎
- 松山支社 オフィス・マネージャー
- 北海道教育大学 教育学部卒業
- 好きな言葉
- 自己観照
- ※所属はインタビュー当時。現在は札幌支社に異動
夢を追う娘の姿に、背中を押された

前職の銀行を10年ほど勤めたころ、自分の将来について思うことが増えてきました。そのとき漠然と考えていたのは、「いずれ自分も、上司や部下に心から尊敬される人間になりたい」ということ。同時に浮かんだのが、プルデンシャル生命のライフプランナーの顔でした。
実は、僕自身が前職のころから、プルデンシャル生命の契約者です。その関係で、担当以外にも何人かのライフプランナーと顔見知りでした。「この人たちは、どうしてこんなにキラキラしているのだろう」。それが、彼らと会って最初に感じた印象です。誰もがどこか特別な雰囲気をまとっていて、挨拶や連絡のやり取りといった一つひとつの行動が丁寧で細やか。相手に心を尽くし、当たり前のことに手を抜かないそのありように、心を奪われました。
転職の直接のきっかけになったのは、中学生になる娘の海外留学でした。英語をマスターするという夢をかなえるために、僕以外の家族がマレーシアに移住することになったのです。家族と離れて暮らすことが寂しくないと言ったら嘘になりますが、夢に向かって前進する娘の姿に後押しされる形で、僕も自分の将来を考え直したんですね。そして、ずっと心に引っかかっていたプルデンシャル生命という会社で、新たな一歩を踏み出そうと決意しました。「あのキラキラと輝くライフプランナーをサポートする仕事がしたい」という一心で、支社の運営を担うオフィス・マネージャーの職に就いたのです。
「目に見えない仕事」を担う、オフィス・マネージャー

オフィス・マネージャーの仕事は、コンプライアンス推進や自主監査、事務スタッフの育成管理など多岐に渡りますが、大きく2つの柱に分けることができます。
1つはガバナンスを整えること。支社では日々、大小さまざまなトラブルが起こります。それらに対し、再発防止策を検討する「リスク・マネジメント」や、リスクを承知で適切な行動を模索する「リスク・テイキング」を講じなくてはなりません。
そしてもう1つは、支社長が目指す支社を一緒に作っていくこと。僕のいる松山支社では、「一人ひとりが自立・自律した支社」を目指しています。その実現のために必要なのは、オフィス・マネージャーが支社長の第二、第三の目となって、支社全体を見渡すこと。そして、理想の支社づくりに役立ちそうなヒントを探り、支社長とこまめに共有していくこと。ライフプランナーが健全に伸び伸びと活躍できるよう、陰日向に環境を整えるのが役割です。
いずれの柱も、一見して分かりやすい業務とは対極にある「目に見えない仕事」です。僕は常々、オフィス・マネージャーは黒子のようだと感じていました。空気のようだけど、いなくては困る存在。お芝居に例えるならば、音響も照明もコントロールできて、大道具も一人で作れるような人のこと。そうやってマルチにこなせるからこそ、優れた黒子として力を発揮できるんですね。松山支社での1年を通して、ようやくそのことがつかめてきました。
ライフプランナーが輝くために、自分の力を使いたい

銀行の営業職からマネジメント職へと転身して、改めて見えてきたやりがいがあります。営業はあらゆる責任を一人で担うので、喜びも達成感も「一倍」ですよね。
けれど、ライフプランナーの成長を間近で見る今の立場なら、メンバー全員の喜びをわがことのように味わうことができる。それがオフィス・マネージャーになった僕の、最大の幸せです。
転職して2年が経過した今でも、僕にとってライフプランナーは、まぶしく仰ぎ見る存在です。近ごろは、「彼らがもっと輝くために、自分の力をどう使えばいいだろう」とよく考えます。いつか挑戦してみたいのは、支社と本社をつなぎ、両者の距離を縮めるような仕事。支社という最前線で僕が肌で感じたことを本社へとフィードバックすることによって、ライフプランナーにとって最高の環境を用意できるかもしれない。上から目線に聞こえるかもしれませんが、「まだまだ伸びしろあるよ、この会社」と思うんです。自分がそのための力になれれば、これ以上の喜びはありません。
1年前、古木支社長の右腕として松山支社に赴任してきた、オフィス・マネージャーの伊勢さん。「支社に一人しかいない、支社運営のサポート役」という重要な任務に未経験でチャレンジする伊勢さんのことを、「オフィス・マネージャーとして大切なセンスを備えている」と古木支社長は評します。では、古木支社長が考える、支社運営に欠かせない勘どころとは?
- 1993年入社 前職:証券会社の営業
- 松山支社 支社長
- 立教大学 経済学部卒業
- 好きな言葉
- 因果応報
支社長は、ライフプランナーを知り尽くした人

- 古木
- 最初、新任のオフィス・マネージャーが来ると聞いて、「え!」と一瞬驚いたんだよね。
- 伊勢
- やっぱり経験者の方が良かったですか?
- 古木
- まあね(笑)。でも、本人に会ってみたら誠実そうな好青年だったし、「とりあえず好きにやってみて」と任せた1年だったよ。実際一緒に働いてみたら、経験年数によるハンディはまったく感じなかったし。
- 伊勢
- それはホッとしました。僕の支社長の第一印象は、ライフプランナーや営業所長とは一線を画した、「存在の大きい人」。品のあるジェントルマンという雰囲気で、素直に「ついていきたい」と思えました。それは、プルデンシャル生命での長い経験の蓄積があるからかな。
- 古木
- うーん、確かに社歴は長いなぁ。ライフプランナーは9年、営業所長は12年と、気がつけば25年近くもこの会社にいるからね。そのおかげで、ライフプランナーの生態はほぼすべて把握しているよ。彼らがお客さまからお預かりしてきた申込書を見るだけで、これまでの契約プロセスも二人の関係性も、手に取るように分かるんだ。これは断言できるな。
- 伊勢
- 本当にそうですよね。日ごろ支社長は細かい指示はまったく出しませんが、いざ彼らにアドバイスするときは、相手の気持ちにピタッとはまる一言を伝えるんです。あの説得力は本当にすごいです。
大切なのは、バランス感覚

- 古木
- 伊勢さんのことを銀行出身らしい真面目なタイプと思っていたけど、いい意味で裏切られた部分もあるんだ。日々のさまざまな問題に対して、杓子定規で判断するのではなくて、うまく幅を取りながら解決策を探っていくことができるよね。そのバランス感覚はオフィス・マネージャーにとって重要な能力だと、僕は思うよ。
- 伊勢
- それを聞いて、ちょっと安心しました。
- 古木
- オフィス・マネージャーはライフプランナーの営業活動を後方支援する一方で、コンプライアンスの観点から危機管理も求められる。だから、ともするとルールで縛りがちになるのだけど、個性的なメンツ揃いのライフプランナーが相手だと、締めつけるだけでは上手に束ねることはできないからね。
- 伊勢
- 僕は、ライフプランナーを心から尊敬しているんです。その気持ちが根底にあるからこそ、彼らにとって最良と思われる状況判断ができるのかもしれません。あ、でもその一方で、彼らを信用しきらないよう気をつけていますよ。
- 古木
- あはは、それも大切だ。ライフプランナーに寄り添いながら、冷静な危機管理意識も忘れないということだね。伊勢さんのそういうスタンスのおかげで、近ごろ松山支社には、「みんなでライフプランナーを支えよう」という一体感が生まれている気がするよ。
「自立と自律」の松山支社を育てるために

- 伊勢
- 支社長がよく言う「一人ひとりが『自立・自律』した支社こそ、理想の支社像」という話、言うは易しですが実現は簡単ではありませんよね。
- 古木
- 確かにそうだけど、ライフプランナーの仕事の本質って「自己責任」と「自己完結」に尽きると思うんだ。周りに寄りかからず、馴れ合わず、自ら考えて仕事を完遂させられる人こそが、お客さまの役に立てるライフプランナーなんじゃないかな。
- 伊勢
- それはもう、仕事を超えた生き方そのものですね。僕自身、そんな「ライフプランナー」という生き方に、惹かれ続けている気がします。彼らが生き生きと活躍する松山支社にするために、オフィス・マネージャーがやるべきことは何でしょうか?
- 古木
- 伊勢さんにはぜひ、未経験者ならではのフレッシュな感性で支社を運営してもらいたいね。かつてオフィス・マネージャーは支社の事務スタッフを管理するのが仕事だったけど、その後、コンプライアンス推進も担うようになって、今も時代の変化と共に役割は拡大している。このスピード感に対応するには、柔軟な姿勢が不可欠なんだ。だから伊勢さん、もっと大胆にやっていいよ。
- 伊勢
- だ、大胆ですか?
- 古木
- そう。オフィス・マネージャーとしてのセンスはあるのだから、自分の感覚を信じて、積極的に支社に新しい風を吹かせていってほしいな。期待しているよ!

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